Windows 7 マルチタッチ 対応アプリケーション 開発者会議

Microsoft主催のイベントに参加してきました。参加者は100人ぐらい。感想などをだらだらと。

これまでWindowsアプリケーションを開発してきた人にとってはiOSAndroidでの開発よりも覚えることが少ないので対応はかなり楽でしょうね。特に受託開発は要員調達や既存資産の流用という面で比較的相性が良いのではないでしょうか。

法人向けにはすでに富士通、第一生命の新システム向けにスレートPCを5万台納入という話も出てきていてある程度の普及は期待できそうですが、個人向けは今後のアプリケーション次第ですよね。Windows 7のスレートPCとiPad(あるいはGALAXY Tabとか)のどっちが欲しい?と聞かれたらiPadと答えてしまいますよ。

動作検証用のスレートPC(TW217)をいただいたので、いろいろ試してみようと思います。まだ箱も開けていなくていつもはこのまましばらく放置してしまうパターンが多いですが、今回は来年3月末までに何か作るという条件付きでいただいているので、割と早く手をつける予定です。

マルチタッチ対応アプリケーションの作成はWPFSilverlightが良いですよということで今日のSilverlightの説明も良かったのですけど、Visual Studioだけでの開発は大変そうで、Expression Blendがほぼ必須という雰囲気があります。個人的にはこれまでWindowsフォームしかやったことがないので新しいツールを覚えないといけないです。MSDNを持っていればよいですけど、そうじゃない個人開発者にとっては費用的な面でハードルが高いですよね。

今のところ仕事でWPFSilverlightを使うこともなさそうなのでExpression Blendを他で使う機会がないですし、幸いDelphi 2010がマルチタッチに対応しているようなので私はたぶんDelphi 2010で開発すると思います。

[追記]Windowsフォーム相当の見た目であればWPFでもVisual Studioだけで普通に作れるらしいです。