Kindleを買いました

安かったのでKindleの第4世代を買いました。円高ということもあって1万円弱でした。

通勤時用の読書端末として使う予定で、WEB+DB PRESS 総集編 [Vol.1?60]を読もうというのが目論見でした。まだ部屋の中でしか使っていないですけど感想等々。

文字の大きさ

画面サイズが6インチと言うことでWEB+DB PRESSは厳しいかなと予想していましたが、やっぱり厳しいです。1ページを1画面で表示すると文字が小さくてほとんど読めません。横向きにして1/2ページを1画面にして何とか読めるというレベル。WEB+DB PRESSの場合段組になっているので一回下まで読んで上に戻ってという操作が必要になります。

あとPDFが重いせいか先頭の方のページを表示しようとして端末が固まってしまうことがありました。こうなるとリセットして、そのページを表示しないようにページを指定して表示するという対応が必要になります。

[追記]その後本格的に使おうと思ったのですけど、固まってしまうページが頻発して事実上使い物になりませんでした。残念。

端末の重さ

軽いです。片手で余裕で持てます。iPad 2は重い大きいしで電車の中で取り出して使おうという気にはなかなかなれないですけどKindleだったら余裕で使えそうです。

文字の読みやすさ

WEB+DB PRESSについては文字が小さくて読みにくいというのはありますがそれはおいておくとしますと、E Inkは読みやすいような気がします。まだ電車の中で読んでみたわけではないのであくまでも自室での印象。

白黒というのは良いのですけど、元の文章で文字の色が青だったり赤だったりするとその部分が薄くなってしまってちょっと読みにくくなるというのがありますね。普通の小説だったら関係ないのでしょうけど、インタビュー記事なんかではインタビューする人とされる人で見分けやすいように文字の色を分けている場合もあって、それが裏目に出てしまうケースもあります。

マニュアル

各国語版で書かれているのですけど日本語はありませんでした。大したことは書いてありませんし、使い方が分からない時はWebで検索すればきっと誰かが説明してくれていると思いますので問題ないかなと。

ボタン

タッチパネルではなくボタン操作です。側面のページ送りのボタンは問題なく普通に使えます。左右両方についていて右手・左手のどちらでも使えるというのが便利。画面下にある各種ボタンはちょっと押しにくいです。もう少し間隔が空いていた方が使いやすかったかなと思います。

ソフトウェアキーボードは面倒ですけど、セットアップ時の無線LANの設定と、ページ番号の入力ぐらいしか使わないので別に文句を言うほどでもないかなと思います。

メモリサイズ

足りないです。ユーザエリアは1GB強ですけど、これだとWEB+DB PRESS総集編のPDFを全部入れることはできません。とりあえず新しい方から10冊程度を入れています。文字中心の本だったらサイズは1/10以下になるでしょうからそれほど気にはならないのでしょうけど、日本語の書籍をKindleで読もうとするとほぼPDF一択でサイズが大きくなりがちですよね。

昔は光文社・徳間書店双葉社がテキスト形式での販売もやっていたのですけど、今はやってないみたいで見つけられませんでした。

WEB+DB PRESSを読むならiPad 2

Kindleだとかなり文字が小さくなってしまいますけど、iPad 2で読む分には1画面1ページでも特に気にならない大きさで読めます。動作も軽いしカラーだし全冊入るしでお勧め。たぶんAndroidタブレット端末でも似たようなものだと思います。

日本語書籍を読むならソニーのReader(PRS-T1)かな

これは持っていないので予想ですけど。

スペック的にKindle 4とあまり変わらなくて、対応フォーマットにXMDFと.bookがあるので使いやすいかなと。

今回自分はWEB+DB PRESSを読むのがメインの目的で、画面サイズに不安があったので失敗しても被害が少なくなるように価格の安いKindleを買いましたけど、今だったらXMDF形式や.book形式が読めるPRS-T1を選びます。過去に買ったXMDF形式や.book形式の本があって、読み返したいのも結構あるのですよね。もちろん新しく買いたいのもありますし。

Kindle日本語版

日本語版Kindleストアが近いうちに登場するかもしれないので、実は様子見が正解だったかもしれないです。