デブサミ2013に行ってきました

2月15日にDevelopers Summit 2013の2日目のセッションを聞きに行ってきました。前回はデブサミ2011に行ってきました。体調がいまいちだったこともあって疲れてしまいました。

資料はデブサミ2013、講演関連資料まとめにリンクがあります。

【15-C-1】実践!スマホアプリのマネタイズ!! 〜マーケット把握術とiPhone&Androidプログラミングテクニック

有料アプリは厳しいのかなと漠然とは思っていましたけど、実際売り上げ上位のアプリはフリーミアムになっているそうです。ソーシャルゲームがこのパターンですよね。まずは手にとってもらうというのが重要ということでしょうか。

切りの良いタイミングでソーシャルメディアへの投稿を促すのは自分でも比較的簡単にできそうな気がしました。

【15-B-2】iOS/Android向け開発をビジュアルに!C++Builder/Delphiでネイティブモバイル開発

製品紹介セッション。デモ中心でした。

WindowsMac OSのクロス開発ではコンポーネントを時前描画して、両方で同じ動作になるようにしているそうです。手間かけていますね。ツールがサポートしている範囲内での開発だと効率よさそう。

iOS開発では、コンポーネントを使ってあっさり作っていました。すごいですね。カメラなどのデバイスコンポーネントが用意されていて使えていました。気になるのはAndroidのMarketBillingServiceやAdMobなどのような仕組みを使えるのかどうか。

デモを見た限りですが全体的に良くできていたようなので、はまればさくさく開発できるような気がします。

【15-A-3】モバイル HTML5 による世界への挑戦

Webの歴史とモバイル開発の現状という感じのセッション。てっきり世界展開に関する話だと思ったので予想と外れました。

Android端末のHTML5対応は端末によって対応状況がばらばらでIE6対応よりも大変ということ。それは手を出したくないところ。自分が手を出せそうなのはせいぜいjQueryMobileでWebサイトのスマホ対応をするぐらいまででしょうか。

現在モバイルHTML5は日本が進んでいるということだそうで、このリードが活かせると良いですね。今後モバイルHTML5が主流となるかどうかですが、ネイティブアプリも配信やインストールが簡単なのでHTML5のメリットを出すのはなかなか難しいような気もしています。

【15-E-4】Androidアプリケーション開発者必見、 今求められている暗号化、難読化、セキュリティテクノロ

製品紹介セッション。Androidの一般的な話を期待していたので予想と外れました。タイトル詐欺感が出てしまっていましたね。

自社製品としてアプリケーションを販売するとなるとこういうことをちゃんとやらないとなあという感じの内容でした。製品開発者の方には参考になったのではないでしょうか。

【15-B-5】SQLアンチパターン - 開発者を待ち受ける25の落とし穴

ショートセッション。名前が付いて、名前をいうだけで内容が伝わるようになるというのは大きいですね。

【15-D-6】SSL証明書を正しく理解する - 技術仕様の解説と次世代暗号アルゴリズム

ショートセッション。SSLの基本と、ECC(楕円曲線暗号)の紹介。ECCは短い鍵長で済みRSAと比べてより安全でパフォーマンスとの紹介でした。

【15-A-7】ワンクリックデプロイ 〜いつまで手でデプロイしてるんですか〜

デプロイの話というよりかはアジャイル開発についての技術よりな話。頭では分かっているのですけどなかなかできないのですよ。ワンクリップデプロイにたどり着くまではいろいろありますという内容でした。

ユニットテストを書いている人が多くて、自分の環境との温度差を感じました。自分はこっそり一部書いているという程度ですからね。

【15-A-8】アジャイルサムライって当たり前になるのかな?

トーク中心のセッション。当たり前なのでしょうけど、体験談をされた3名の方は全員自社サービス開発の方でした。そうなりますよね。

当たり前になるのポイントとして、現場に導入される、成果が出てるという2点が紹介され、さらに互いに学び合うということが言われていました。

個人的に印象に残ったのは、それほど開発経験があるわけでもない人が開発しましたという点。自分は開発経験もそれなりにあって、プログラミングやその他開発技術に関して勉強もしているのに仕事内容が微妙なところがあって、それと比べるとうらやましいなあと。

それはさておき、今後自社サービス開発をやっているところは、自社の社員でやるかどうかはともかく、アジャイル開発で進めるところが増えて行くのでしょうね。